2025.04.09

🐏 ウールちゃんの疑問「建物があっても国に返せるの?」〜国庫帰属制度“使える土地”と“使えない土地”の違いとは〜

「あのね、ボロボロのおうちが乗ってる土地も、国に返せる?」

ウールちゃんの家、けっこう古いんです…。

こんにちは!不動産処分サポートセンターです。

前回ご紹介した【国庫帰属制度】、反響も多く「うちの土地でも使えるの?」というご相談が増えています。

そこで今回は、**「どんな土地なら制度が使えるのか?」**をもっと詳しくご紹介します!


🏚 建物がある土地はNG!まずは“更地化”が必要

国庫帰属制度では、次のような土地は引き取ってもらえません。

❌ 不適格な例

  • 古家や空き家が残っている土地
  • 倒壊の危険がある建物が建っている土地
  • 地中に残置物がある土地(井戸、浄化槽などもNG)
  • 崖地や、災害リスクがある場所
  • 隣地との境界があいまいな土地

つまり、**「きれいな更地にしてからじゃないと申請できない」**んです。


🛠 解体・整地の費用がかかる!

たとえば古家付き土地を国庫帰属制度で処分したい場合、まずは解体して更地にする必要があります。

また、井戸・浄化槽の撤去や**境界確認(測量)**なども必要になるケースが。

土地の大きさや立地にもよりますが、

✅ 解体費:100万円〜200万円

✅ 測量・整地:数十万円〜

✅ 申請費用+負担金:数万円〜数十万円

といった費用がかかることも珍しくありません。


💡 でもご安心を!補助的な制度や買取提案も可能です

不動産処分サポートセンターでは、

  • 解体費用を抑える工事会社の紹介
  • 境界確認のサポート(測量士と連携)
  • 国庫帰属が難しい土地は“買取査定”のご提案

など、**単なる制度の説明にとどまらない“処分までの伴走サポート”**を行っています。


📩 こんなご相談が増えています

  • 「相続した空き家を放置していて草ぼうぼう…なんとかしたい」
  • 「遠方の山林、整地して申請すれば引き取ってもらえる?」
  • 「親族に迷惑をかけたくないので今のうちに土地を手放したい」

いずれも対応可能です!

実際にどう進めればいいのか、まずはお気軽にお問い合わせください。


🐏 ウールちゃんのひとこと

「ボクの家も…ちょっとリフォームしたら住めるんだけどなぁ」

いやいや、国庫帰属は“更地だけ”だよ、ウールちゃん!


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