2025.04.10

🐑 ウールちゃんと学ぶ!境界トラブルってなぁに?

〜知らないと損する!?土地の境界線のお話〜

こんにちは、不動産の世界に迷い込んだ羊のウールちゃんです。

今回のテーマはちょっぴり難しいけど、実はとっても身近な問題…**「土地の境界トラブル」**について!


「あれ?この花壇、ウチの土地に入ってる…?」から始まる境界問題

ある日のこと。

ウールちゃんは自宅の庭にお花を植えてごきげん。でもふと横を見ると、隣のお宅の植木鉢がウールちゃんちの敷地にちょこん…。

「え?これって…ウチの土地に置いてあるの?それとも隣の??」

と、モヤモヤしていたそのとき。

\バサッ!/

お隣のトリさんが飛んできて一言。

「ウールちゃん、そのあたり、うちの土地だと思うのよね!」

うわぁ…出た!これが噂の境界トラブル!?


境界トラブルとは?ざっくり解説!

土地の「境界(きょうかい)」とは、自分の土地と隣の土地を分けるラインのこと

でも、日本の土地って昔からのあいまいな区分が残っていたりして、

「ここからここまでがウチの土地!」ってハッキリ分かる場所ばかりじゃないんです。

特に以下のようなケースではトラブルが発生しがち:

  • 境界杭(きょうかいくい)がなくなっている
  • 古地図と現況がズレている
  • お隣さんとお互い違う認識をしている
  • 境界の確認をしないまま相続や売買がされた

この状態で「うちのブロック塀、そっちの土地に入ってるよ!」なんて言い出すと…

もう大変!近所付き合いにもヒビが入っちゃいます。


解決のカギは「境界確定」と「測量(そくりょう)」

そこで登場するのが、土地家屋調査士というプロフェッショナル!

タヌキ先生(※測量士のキャラ)が登場!

「よしよし、まずはキチンと境界を測って書類に残すんや。

それが**確定測量(かくていそくりょう)**ってやつやな」

境界トラブルを未然に防ぐためには、以下の手順が大切です:

  1. 現地調査
  2. 測量・図面作成
  3. 隣地所有者との立会い確認
  4. 境界確認書への署名・押印

こうして「この杭が正式な境界ですよ」と明確にしておくと、

将来的な売却や相続のときにもスムーズに手続きができます。


ウールちゃんの学びまとめ ✏️

  • 境界トラブルは誰にでも起こりうる身近な問題
  • 「昔からこうだった」では済まされないケースも多い
  • 売却・相続の前には境界の確認と測量がとっても大事!

さいごに:トラブルになる前に、相談しよう!

「うちの土地、大丈夫かな…?」

「境界が分からないけど、今さら聞きづらい…」

そんなときは、専門家に早めに相談するのが一番です。

実は、測量の費用や隣地との交渉が不安で、放置している方も多いですが、

放置すればするほどトラブルは大きくなる傾向があります。

次回のウールちゃんシリーズでは、実際の測量現場に潜入!?

ウールちゃん、トランシットの使い方に苦戦するの巻!


📌 境界トラブル/測量/境界確定/土地家屋調査士/相続前の確認 などのキーワードで検索してたどり着いた方へ:

わかりにくい土地の話も、ウールちゃんと一緒にゆる〜く学べるシリーズで、今後も更新していきます!


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